放課後等デイサービス、　施設学習支援、家庭教師、メンタルフレンド、全ての子に学習支援を行います。

児童養護施設における学習支援事業のご案内

児童養護施設の子どもたちはその生い立ちゆえに基礎的な学力が十分身についておらず、低学力である場合が多いため、学校へ通学しにくくなっています。
親から受けたネグレクトや身体的虐待などから人間不信になり、不登校になる子どもも多いと言われています。
学校に通えていない、または学業成績が低いため、高等学校への進学も困難な状況にあるため、1対1でその子の学力に応じた丁寧な指導が不可欠です。
しかし、施設の職員の方達だけでは、人手不足などの理由により十分な学習指導ができず、子どもたちは勉強がわからないままになっているのが現状です。
そこで私たちは、子どもたちのやる気を高め、学ぶ楽しさを体験できるよう、学習支援という形で継続的にかかわり、施設で暮らす子どもたちの生きる力を育みたいと考え、施設における学習塾事業（訪問型学習支援）を始めました。

1 学習支援で期待できること

にじのひかり教室では数年後～十数年後を見据えた視点で、施設の職員様と子どもたちへの学習を築き上げます。

2 これまでの実績

6件の施設に訪問（内：愛知県3施設、名古屋市2施設、岐阜1施設）前団体より

3 学習の様子

講師1人に対し2人の生徒の割合で指導を行い、オリジナル教材や市販の教材と、学校の教材を併用して学習しました。
また、生徒が安心して学習に集中できるよう職員様の立ち会いのもと、授業を実施している施設もありました。

4 中学生に対しての指導方法

生徒ごとに合った学習方法を施設側の学習担当者様と話し合って決めます。話し合いの大枠となるのは5教科合計の得点帯ごとの指導計画です。一人ひとりに合った学習が出来るのが個別指導の強みです。常に学習担当者様と連携を取り、各部屋での学習に活かして頂けます。

5 小学生の指導方法

小学生の国語・算数は全ての基礎になります。中学生になった時、計算は速いのに文章題が解けないといったことを防ぐため国語の読解や漢字を繰り返し学習します。
子どもが勉強嫌いにならないよう様々な工夫をし、最近では小学生の低学年向けに絵本を読んで答える手作りプリント等を作成し、これがご好評いただいております。

6 その他

特別な教育支援の必要な生徒には、その生徒に合わせた教材を用意して指導することもあります。また、そういった生徒は時間の感覚が鈍いこともあるため、残り時間が視覚的にわかるようタイムタイマー(オリジナルタイマー）も使用しています。

7 講師

メンタルフレンドの活動を行っている当団体では、講師の採用時に不登校の子ども、あるいは家庭に悩みを抱える子どもに対し、理解ある学生しか雇いません。
また、毎月研修会を行い施設での学習に対する理解を深めています。

8 指導時間の決定

施設ごとに一日の流れが異なり、支援を必要としている生徒や必要な支援も異なるためどのような形で学習支援を行っていくかは、ご相談の上で慎重に決めていきたいと思います。