会話が苦手だったり、衝動的や突発的に行動したりと、発達障害がある人は生活面でさまざまな困難を抱えています。
そのような問題行動に関して、周りができることについてご紹介します。
発達障害は生まれつきの脳の特性(病気)ですので、治す(治療)というよりも発達障害と付き合っていくというのが正しいかもしれません。
発達障害では、脳の誤作動による理解しづらい行動や言動をしてしまうことがあります。
本人はそれが至って普通のことだと思っています。
「人と違う」とはまったく思っていません。
そのため、「生まれつき」だからと片づけてしまっては周りから理解されないことにも…。
だからこそ、理解してくれている家族や周りの支えが必要になります。
生まれつきの発達障害については、家族が一番の理解者です。
もしも、家族意外の人に子どもを預けるなら付き合い方を伝えておきましょう。
伝えることは以下のような内容です。
・本人の気持ちを否定しない
・伝えたいことは興味を引き付けてから話す
・タイムリーにフィードバックする(指摘、注意、褒める)
・否定や叱責、指摘するよりも肯定語で伝える
発達障害といっても、さまざまな症状が混在しています。
問題行動を起こしたのならタイムリーに言葉で伝えることで理解できます。
その際は、興味や関心が散漫するので、その子どもの興味や関心に合わせるように引きつけ、そして肯定語に置きかえて伝えましょう。
やってはダメなことではなく、やっていいことを伝えると上手く行動できるようになります。
時間はかかっても理解してくれるので、今度はそれが当たり前にできるようになるのです。
なお、タイムリーという内容をご紹介しましたが、曖昧な表現は学習障害がある子どもには分かりにくいので、「あと1分待ってね」「ここからここまでの間」など、具体的に伝えると行動しやすくなります。
生まれつきだからと諦めずに実践してみてください。
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